音作りの幅★★★☆☆
コストパフォーマンス★★★★☆
オススメ度★★★★★
Pedaldiggersは国内のハンドメイドエフェクターブランド。
今回はその中から最も有名であろう819 overdriveを紹介します。
この819はいわゆるTS系のオーバードライブです。
コントロールも標準的なボリューム、ゲイン、トーンとなっており特に使うのに困ることはないでしょう。
特徴的なのがゲインコントロールで、通常は無段階で回せるものですが、これはクリック式で段階的に調整していきます。
細かい調整には向かない反面、自分の気に入った設定を固定するのに非常に便利です。
ライブやレコーディング時に設定を再現するのも簡単ですね。
ここは好みの分かれるポイントかとは思いますが、個人的にはとても実践的で良いと思います。
トーンの可変域はやや狭めで、0から全開までまんべんなく使えるような設定になっています。
狭めとはいえ普通に使う分には全く問題ないでしょう。
特徴的なのが音の密度の濃さで、そんじょそこらのTS系ペダルに比べると単音で弾いた時の太さやコードの厚さが段違いです。
これは単体で使った時もそうですが、ブースター的に使った時に大きな効果を発揮します。
後段のペダルやアンプの足りない部分を大いに補いながら、さらなる太さをプラスできます。
TS系は適度に低域と高域を削ってくれるのが良いのですが、819はその効果を適度に得ながら音を太くしてくれるのがポイントです。
削る具合と太くする具合が非常にちょうどいいので、まさにTS系の旨味を存分に味わえるペダルとなっています。
TS系の中ではややゲインも高い方なので単体で使うのも美味しいです。
クリーンミックスの具合はTS系の中では小さいですので、大きく歪ませるとコード感が薄まるのも個人的には使いやすいポイント。
シングルコイルともハムバッカーとも相性がよく、アンプも選ばないという高い汎用性を誇ります。
個人的にはTS系ペダルの最高峰というか最も扱いやすいTS系ペダルだと思います。
価格も2万円前後と手に入れやすく、結構市場にも流れているので見つけてみたら試してみることをおすすめします。
以上、819 overdriveでした。
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