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2019年6月9日日曜日

【エフェクター】Valeton CH-10

音のうねり★★★★☆
爽やかさ★★★☆☆
コストパフォーマンス★★★★★
オススメ度★★★★☆

Valetonはいわゆる激安系中華ペダルブランド。
BOSSを意識した筐体デザインおよびサウンドで注目されています。
一応デザインについて許可はとってるらしいです。

このCH-10はBOSSのコーラスの名機であるCE-2のサウンドをコピーしたもの。
CE-2は技クラフトとして復刻されたことからも人気が知れますね。
コントロールも同様にデプスとレイトのみ。
ミックスが無いので扱いやすさはありますが、そこもいじってコーラス感をコントロールしたい人には不便かもしれません。

で、肝心のサウンドですが確かにCE-2っぽい感じはあります。
あの爽やかさがありながらもどこか感じるうねりの強さはCE-2らしいです。
コントロールが両方12時で標準的なコーラスサウンドを得られるので、コントロールにも癖がなくていい感じです。

中華ペダルによくあるトゥルーバイパスではなく、BOSSと同様にバッファードバイパスを採用しています。
安価なペダルなのにバッファードバイパスってどうなの?という感じですが、まあ悪くはないです。
正直あんまりバイパス音の変化はわからなかったというのが本音です。
下手なトゥルーバイパスの接点増加による音痩せよりは、まだこっちのほうが全然良いといえます。

安価ながら亜鉛ダイキャストの筐体を使っているのはポイントが高いです。
ノイズ耐性が高く、非常に頑丈なのでガンガン使っていけますね。
小型ペダルなのにフットスイッチがBOSS同様踏みやすいというところもプラスです。
それに伴って、小型ながら非常に重量があるため安定性もバッチリです。

とまあコーラスはちょっと使う程度という人にはボードにも入れやすいのでオススメなペダルです。
筐体デザインも小型のBOSSっぽくて所有感がありますし、コントロールノブも適度なトルク感があるので高級感もあります。
LEDも赤色ながらかなりの光量があるため視認性も抜群です。
ダメなところを挙げるとしたらミックスコントロールが無いことくらいでしょうか。
ちょっとコーラスに興味がある程度の人にもオススメなペダルでした。


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